今の時代、言語は少しずつ統一に向かっています。

米国、そして英国が戦争に勝利したことを決め手とし、英語第一主義が掲げられました。それにより、諸外国の広告や日常会話を見ても外来語がここ数十年で一気に増え、逆に仏語、独語、日本語といった先進国ながらもその言語をその国と一部の学問、芸術でしか使われていない、といった状況に陥っています。そうした中で登場するのが翻訳会社、と呼ばれる会社です。

この翻訳会社では日ー英間の同時通訳のようなビジネス上のサポートは勿論のこと、今ではもはや零細化した少数民族の言語を今のことばに翻訳することで、翻訳会社の活動を通じて言語の保存を行う、という大変意義のある仕事でもあります。また。翻訳会社に求められるのはそれだけではありません。既に行われている翻訳のチェックも仕事内容に含まれます。

しばらく前、多作ながらも誤訳が多い翻訳者がいましたが、ああした人たちと話し合いを通じてここはいい、あそこはよくない。¥、といった議論を重ね、最終的に矛盾をなくすだけでなくいわゆる「名訳」を作り出す一端を担うということでもあるのです。つまるところ、翻訳するということはどうしても原文とニュアンスが変わるという問題がありますが、それに対してどう対処し、どのようにつたわりやすくするのか、というのが恐らく翻訳会社に、ひいては従業員たる翻訳者に課せられる一番の難題であり、同時に一番のやりがいではないでしょうか、と考えます。

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